昨日は2週間振りの路上ライヴでした。
「バスを待っていたら歌声が聴こえてきて…(^^)」とか
「カラ館の傍を歩いていたら聞き覚えのある声が…(^^)/」といった感じで応援に来てくれる方が結構いらっしゃいました。
有り難いことです。
わざわざ路上ライヴのために足を運んで下さった方にも感謝しています!
さて、そんな中で
僕の路上ライヴにたまに聴きに来てくれる変わったお客さんがいます。
僕が路上ライヴを開始するのは金曜20時。その10分前くらいにその場所に行くと、連れの人と、たまに先に到着して待ってくれている。
早く始めろ笑、と催促するわりにはボーカルとギターアンプの一体型のスピーカーを興味深げに覗いていて、
始めたら始めたで人の流ればかりを気にしてあまりこっちを見てくれない。
しばらくすると座りこみ、じっくり聴くのかと思いきや気が付くとウトウトしている…。
たまに、あんまり寝てるからクラプトンをガンガン弾きながら近づいて目を覗き込むと急に起きて「うわっ!いやいや起きてますよぅ!」って。
いつもいる連れの人は、これでもあなたの事が気に入っているという。
ほんとか?
けど、通行人にはその姿を見て微笑ましく思われているらしい。
なんだと。そんなにモテるなら今度僕も人の路上ライヴを観に行って目の前でダラダラ寝てみようか。
ある日、アブノーマルTの出演で路上に乱入したところ、彼はやっぱり寝ていた。
Tが背後に回って腰振りダンスを決め込んでみてもピクリとも起きないので、サングラスをかけてあげてマイクを口に当ててみた…。
最初に一言、「スンッ」とくしゃみをしただけで後はされるがまま。
それでいいのか、少しは抵抗しても良いのに。
彼はどこか達観した視点の持ち主で、なんだか余裕がある。
僕の歌もギターも実はちゃんと聴いていて「今日も癒してくれるのかぃ?」と試されている感じだ。
これは彼と僕との真剣勝負なのだ。
たかが犬にも気が抜けない。
名はマッチー、犬種はシーズー。
今年で13歳。
昨日も彼との真剣勝負は60分を越えた。
飼い主さん、信州のお土産ありがとうございました。
ギター練習の合間のティータイムでマッチーとの想い出を胸に美味しく頂きます。(^^)