模索

去年末ギターの弦をつま弾く右手のネイルを外した。
それ以来、指弾きでの音色に輝きとパンチ、思うようなダイナミクスが出なくなった。

ネイルを着けていた期間は10年くらい。
去年ふと右手の上に異物が乗っている感覚が嫌になり、思い切ってネイルを全部外した。
外してからは気持ちがスッキリしたのを覚えている。

しかし、今は”これだ”と納得出来る音とは程遠い。

今は主にピックを使っている。

また活きた音を取り戻すためにネイルを指にのせるのか。

それとも新しい方法を見つけるのか。

新しい方法を見つけたとき、これまで以上に良い音が出せる気がする。

試行錯誤はどこまでも続く。