一昨日の事です。
旅をしよう 山が見たい
去年から、いや一昨年、もしかしたらその前からずっと旅をしたいと思っていました。
そして去年から山も見に行きたいなぁ。と思うようになりました。
というのも、去年、新宿損保ジャパン美術館で開かれた、吉田博という画家の生誕140周年の展覧会を見に行ったのが山を興味を持ったはじまりです。
吉田博は絵の鬼と呼ばれた画家で、山や海、川などの自然の持つ一瞬の美しさを、油絵や木版画で色淡く、鮮やかに描いた。
吉田氏自身登山家で、山を自然をこよなく愛したからこそ、この一瞬の感動に出会いそれを余すことなく絵の中に描ききることが出来たんだなと思います。
数ある作品の中でも、山梨県鳳凰山の朝焼けを描いた『雲海』と、吉田氏自身、山の中でもっとも思い入れがあるという長野県『穂高山(穂高岳)』の2作品は、僕にとって忘れられない感動となって心に残っています。
それを見てからというもの、是非一度この目で、実物を見てみたい、吉田博の味わった感動の場面を自分も感じてみたい、と思うようになりました。
それからです。山が好きになったのは。(*^_^*)
ここ一年くらい、行きたい山や場所をリストアップし、いつ行ってやろう…とずっと思っていましたが、まとまって休みが取れそうな時でも家の中や都内など近場をうろうろするくらいでした。
しかし一昨日、その時は遂に、そして突然訪れた。
何故か4時くらいにパッと目が覚めた。
10、11、12と3日間休みだから、今日は何かしたいなぁ。そんなことをぼーっと考えていると
「ん?3日間?これならどこだっていけるなぁ。例えば、穂高岳のある長野とか…(^o^)
え?長野…?(^o^)」
そう思った次の瞬間、決意しました。
長野にいこう。と…。
(僕の決意は大体いつもこんな感じです。)
そうと決まれば電車を調べて、長野の穂高へ。7時が始発で10:19着。
一泊するだろうか、おそらくするだろう。
一日分の着替えとヒートテックをバッグに詰めて、いざ長野へ。
しかしこの時僕は思いもよらなかった。
一泊どころか、二泊してしまうことに…。
続く